2011年11月3日木曜日

『困ってるひと』 大野更紗




いや、すごい本を読んだ!
大野更紗『困ってるひと』。エンターテイメント闘病記。


digで紹介されてて、闘病記が面白いなんてないだろうと思っていたけど、読んでみたら本当に笑えた。でも内容は想像を絶するような難病者の地獄の日々。痛いの苦手な自分はこの文体じゃないと無理だった。


日本は先進国だし、重い病気になってもどこかで助かるような気がしていたので、社会の片隅でこんな事が起こってるなんて、読んでて信じられない思いだった。こういう状況に置かれて、どうやって生きる動機を持てばいいのか。文体は軽いんだけどアウシュビッツ体験記『夜と霧』とダブった


「手足の関節が滑らかに曲がる」とか「目が水分で潤ってる」とか普段当たり前に思ってるけど、実は奇跡みたいなすごいことなんだな。健康って素晴らしい。明日もグリーンスムージーを飲もう