2011年11月3日木曜日

『隷属への道』ハイエク




リーマンショックが起こったとき

「原因は新自由主義だ」

みたいな話を結構目にした。
で、「あぁ、きっと強欲な拝金主義みたいな思想があるんだな」と思っていた。


でも後日、「金が全てである、みたいな思想があっても誰も支持しないよな」と思い直し、実際はどうなんだろうと思って、古典と言われているものを読んでみることにした。
それがこの本。『隷属への道』。うーん、重々しいタイトルw

で、実際読んでみたら「おぉ、なかなか新自由主義良いじゃん」と思ったw


この本自体は1920年代当時の共産主義的な経済政策に対して警鐘を鳴らす内容なので、全体的に「ハイエクさんは先見の明がありましたなぁ」ぐらいの印象なんだけど。

でも、その中の学者や技術者の夢見る理想社会を短期間で計画的に実現しようとする事自体がヤバいんだよ!という考え方は面白かった。
人生は短い。理想社会の夢も生きているうちに実現するのはごくわずかな部分に過ぎない。そこで、学者たちは社会を一気に理想的になるように計画する。そしてその理想ために必ず強制が生まれる。そこが危険なんだよ!というわけだ。

世界の全て(ニーズや問題)を知る人間がいるなら経済政策はうまくいく。
でもそれは無理なので個人が自分の考えで行動し、その行動の集積が市場で自然淘汰されて良い選択が生まれるのを待つ。そして、社会は経済政策なんてせずに自由市場がフェアに動くように監視だけをしよう、と。

うーん、なるほどそうかもなぁ