2011年11月6日日曜日

『生物と無生物のあいだ』 福岡伸一





新書とは思えないほど内容が専門的なので、分からないところも結構あったけど、〈生命〉の概念がガラッと変わったほど衝撃的な本だった。



ガツンとやられたポイントは2つあって

ひとつは、「生命の定義って実はまだうまくできていないんだ」ということ。


「増殖するものが生命」だと考えると、ウィルスも生命だということになる。でも宿主の細胞に取り付いて自己複製させるだけのプログラムオートな物体を果たして生物と呼べるのか?ウィルスが生物と定義して良いかどうかはまだ議論が別れているとか。 


ふたつめは、人間の身体は代謝によって、一日でもかなりの分子が置き換わり、数ヶ月経つとほとんど別の物体になってしまう!という話。
(でも見た目はDNAのおかげで同じ形になっているから私たちには分からない!)

この話を読んで、生物の身体ってほんと「万物流転の一部」というか、「DNAで形作られた流れ」なんだなぁと思った。
代謝すげー

しかし、数ヶ月で丸ごと替わっちゃうってことは半年間コンビニ弁当食べてたら分子が全部それになっちゃうわけだから、コンビニ弁当人間なのか?
そりゃ食生活には気を使わなきゃいけないわけだ・・・。