学生時代___
ゴリゴリのヴィトゲンシュタイン主義者だった自分は、
「倫理は考えても答え出ないんだからやらなくていいや」
と思って授業出なかった。(笑)
ゴリゴリのヴィトゲンシュタイン主義者だった自分は、
「倫理は考えても答え出ないんだからやらなくていいや」
と思って授業出なかった。(笑)
いや、一、ニ回出たけど教授がムニャムニャ言ってるだけの「白熱しない教室」だったので、出るのをやめたのだ。
で、今まで全然倫理学は触れてなかった。
でもTVで見たハーバード白熱教室はマジで面白かった!
ポケットハンドしながら登壇して、
「電車のブレーキが利かない!このまま進んで五人の作業員を轢くか?それともハンドルを切って隣のレーンの一人の作業員を轢くか?さぁ、教えてくれ、一人を轢くのは本当に正しいのか!?」
とか言ってるサンデル教授カッケー!
同じ内容の授業でも人によってここまで違うかねと思った。
やっぱり、「今時こんなややこしい授業じゃ人気出ないよ」、なんて嘆いてるのは単に面白さを伝えられてないだけだろ!と思うのだ。
どんなものでも、「ほんとに面白いんだ」という情熱を持って、伝える努力、工夫をすれば、難しかろうと何だろうときちんと反応はあるんだと、この本がベストセラーになってるのを見て思った。
この人の授業は <一見ジョークみたいな問いかけ> がちゃんと哲学の伝統的なジレンマを浮かび上がらせるようになっているのがよくできてる。
刺激的で、笑えて、分かる。
刺激的で、笑えて、分かる。
あぁ、小耳に挟んでたあの言葉ってこういうことだったのか。というのが何度もあった。
あとウォール街的な自由主義に対する反論。
「あなたのその成功はコミュニティがなければありえなかったんだから、累進課税して当然だ」
みたいなのはなかなかいいなと思った。
ただ最後の、先生の持論、コミュタリアンのところは、・・・話が急激にぼんやりしてきて、
「ちょ!先生、それって功利主義や全体主義とどう違うんですか?<熟議の民主主義>って同語反復じゃないんすか?先生、先生ーッ!」
「ちょ!先生、それって功利主義や全体主義とどう違うんですか?<熟議の民主主義>って同語反復じゃないんすか?先生、先生ーッ!」
と最後に先生のお姿がだんだん霞がかって見えなくなって、煙に巻かれたようなラストだった(笑
でもやっぱり昔の哲学者の解説は天下一。
で、これ読んでカントの定言命法面白いと思って、8年くらい読んでなかった哲学書の読書を再開したのでした。
お勧め!
で、これ読んでカントの定言命法面白いと思って、8年くらい読んでなかった哲学書の読書を再開したのでした。
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