「1万3000年の人類史はどうしてこうなった?」
もっと言えば「なぜ世界を制したのはヨーロッパ人であってインディアンではなかったのか」を科学的に証明しようという途方もない知的冒険本。
もっと言えば「なぜ世界を制したのはヨーロッパ人であってインディアンではなかったのか」を科学的に証明しようという途方もない知的冒険本。
あまりに問いが壮大過ぎて、答えを出すのは無理だろと思いきや、著者のダイヤモンド先生は並ではなかった。
ダイヤモンド先生のとてつもない博識によって考古学や言語学の研究成果の、点と点を繋いでいくと次第に人類史の法則が見えてくる。
ここが鮮やかかつスリリングで最高に面白い。
というか古代史面白い。
ここが鮮やかかつスリリングで最高に面白い。
というか古代史面白い。
今まで歴史は偉人の事件の積み重ねだと思っていたけど、そこだけじゃない。
そもそも偉人たちを成立させるためのもっと大きな地理的条件があって、その上に具体的な事件があるのだ、と考え直した。
そもそも偉人たちを成立させるためのもっと大きな地理的条件があって、その上に具体的な事件があるのだ、と考え直した。
ところでこの本、古代史の具体的なエピソードも楽しい。
「これを初めて食べた奴すごいよな」という"最初の人物語"もこの本を読むとリアルに想像できるようになってくる。
初めて野生の麦畑を見てひらめいた人。
初めて狼を家に持って帰ってきた人。(のちに犬になる)
シマウマやカバを家畜化しようとして殺された人。
野生アーモンド食べて死んだ人。
太平洋にカヌーで漕ぎ出したオーストロネシア人。
太平洋にカヌーで漕ぎ出したオーストロネシア人。
いろんな初挑戦のときに起こった悲喜劇を想像して楽しくなると同時に、ここまで文明を発展させた人類のチャレンジ精神に感動するのだ
この本を読んでスーパーに行くと、一万年に渡る食糧生産がついにここまできたのか、とクラクラすること間違いなし